2010年6月22日火曜日
アメリカンホーム初期対応サービス時間の拡大
平日、休日とも9:00から21:00までに新規受付した事故について、当日中に初期対応を行うものである。
当日中の初期対応は各社とも拡充してきており、近いうち、ダイレクト損保各社の状況を整理しておこうと思う。
一方、今回、アメリカンホームは静岡と神戸の事故処理拠点を廃止する。
静岡県と兵庫県に自前の事故処理拠点を持つ唯一のダイレクト損保だったのだが、それを廃止するというのは、営業的なメリットよりもコスト効率化が目的なのだろうか。
ちょっと残念だ。
自動車事故における初期対応サービス時間の拡大
および損害サービスセンター統合について
~全損害サービスセンターにフリーダイヤル導入~
2010年3月29日
アメリカンホーム保険会社(日本における代表者:横山 隆美)は、万一自動車事故に遭われたお客様に対してより迅速かつ丁寧な対応ができるよう、弊社社員が事故直後にアドバイスの提供などを行う初期対応サービスの時間を拡大するとともに、組織体制の強化を図るため、損害サービスセンターの統合を行います。また、保険金支払い業務に携わる全ての損害サービスセンターにフリーダイヤルを導入しました。
1.初期対応サービス時間の拡大
万一自動車事故に遭われたお客様の事故直後のご不安を少しでも早く解消し、解決にむけての第一歩として、迅速で丁寧な対応をご提供するために、 2010年4月1日から弊社社員がアドバイスなどを行う初期対応サービスの時間を拡大します。これまでは「平日午前9時から午後5時まで」にお客様から新規にご報告をいただいた自動車事故について、当日中に初期対応を行っていましたが、「平日午前9時から午後10時まで※1」および「土日祝日の午前9時から午後10時まで※1」に時間を拡大いたします。
(※1)お客様から午後9時までに新規にご報告いただいた案件を対象とします。
お客様のご要望に応じて、主に以下の初期対応サービスをご提供します。
・お客さまの事故対応のご要望内容の確認
・事故の相手方への連絡
・病院・自動車修理工場等関係者への連絡
2.損害サービスセンターの統合および名称変更
組織体制、サービス体制の強化を図るために、2010年4月5日に静岡損害サービスセンターを名古屋損害サービスセンターに統合し、中部損害サービスセンターに名称を変更します。
また同時に、神戸損害サービスセンターを大阪損害サービスセンターに統合します。
この統合により損害サービス体制がさらに強化・充実され、現在の静岡および神戸損害サービスセンター担当エリアにお住まいのお客様も含め、万一自動車事故に遭われたお客様に対して一層万全かつ丁寧な対応ができるようになります。
3.全損害サービスセンターにフリーダイヤル導入
2010年3月から全ての損害サービスセンターにフリーダイヤルを導入しました。これによりお客様や相手方等事故関係者の方の利便性を高め、さらにきめ細かなコミュニケーションが可能となります。
アクサダイレクトが大阪に事故処理拠点を新設
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:オウ ドゥファン、以下:アクサダイレクト)では、4月1日より、大阪および高知に損害サービス拠点を開設いたします。
当社はこれまで、関東圏を中心に、損害サービス拠点の拡大を図ってまいりました。しかしながら、保有契約件数の増大に伴い、西日本における事故の発生件数も増加していることから、より早い事故解決が図れるよう、インスペクター(調査担当者)の拠点を大阪に設置することといたしました。
また、新規加入、更新手続き等に対応するコールセンターがおかれている高知センターにも、事故受付サービスセンターを新たに設置し、研修実施後の、5月中旬から稼働させていく予定です。今後は、質の高い人材の確保と充実した研修の実施によりクイックサービス(※1)センターなどの機能の拡大を図っていく予定です。
今回の拠点開設により、当社の損害サービス拠点は、東京、神奈川、埼玉、大阪、福井、高知の6都府県となります。
アクサダイレクトでは、ここ数年、損害サービスの強化に取り組んでおり、今回の新サービス拠点の設置もその一環です。特に、事故通知の多い休日の正社員対応を充実させ、初期対応サービス(※2)や、クイックサービスなどを提供しています。また、昨年11月には、平日・土日・祝日を問わず、9:00-17:00までに受付けた事故報告について、2時間以内に担当者をご案内するサービスも開始しました。この他、当社ホームページを利用した事故経過報告サービスや、GPS位置確認サービスなど、お客様へのサービスの質や利便性の向上を図っています。
アクサダイレクトでは、これからも「安心をグッドプライスで」を基本コンセプトに、より付加価値の高い商品やサービスの向上に努め、お客様から信頼され、選ばれる保険会社を目指して参ります。
* ※1 クイックサービス:保険金支払いを迅速に行うためのサービス。当社契約者に100%過失のある物損事故について、平日、休日にかかわらず17:00までに受付けた場合、当日中に正社員の担当者が、示談交渉を含む幅広い事故対応サービスを提供。
* ※2 初期対応サービス:平日、休日にかかわらず、19:00までに通知を受けた事故について、当日中に相手方、修理工場、医療機関等関係先への連絡と、お客様への結果報告を含む初期対応を、正社員が行うというサービス。
* 大阪オフィス
住所: 大阪府大阪市中央区北浜1丁目1番27号 グランクリュ大阪北浜301
開設: 2010年4月1日(木)業務開始予定
業務内容: 「アクサダイレクト総合自動車保険」の事故に関する損害サービス
* 高知センター内
住所: 高知県高知市駅前町3番20号 ジブラルタ生命高知ビル
開設: 2010年4月1日(木) ※研修後の5月中旬業務開始予定
新設業務内容: 「アクサダイレクト総合自動車保険」の事故受付
2010年6月2日水曜日
イーデザイン損保が継続も1万円
イーデザイン損保の「継続割引も新規割引と同じ1万円割引」というような広告を見かけ...
イーデザイン損保の「継続割引も新規割引と同じ1万円割引」というような広告を見かけた。
チューリッヒやソニー損保など、多くのダイレクト損保では、新規加入時と継続時のインターネット割引額が異なるが、継続も新規加入と同じ割引額であることを訴求しているものである。
ちなみにSBI損保も新規と継続が同じ割引額だ。
インターネットと電話での申し込みの割引額が1万円も違う合理的なコスト差があるとは思えないが、素人考えでは本来の適正保険料に1万円上乗せしているだけではないのかと思ってしまう。
イーデザイン損保では、1万円のインターネット割引を適用しない保険料で加入している契約者がどれくらいいるのだろうか。
仮にほぼ100%の顧客が1万円割引を適用しているのだとすると、「二重価格表示」に該当しないのだろうか。(この辺について詳しい方、コメントください)
極論すれば適正保険料に3万円上乗せして、「インターネット割引3万円」ということだって考えられる。
もちろんこういった割引には金融庁の認可が必要だろうから、何らかの合理的な説明がなされているのだろう。
しかし、インターネット割引を適用しない「定価販売」の実績があるのかどうか非常に気になる。
ダイレクト各社のロードサービス拡充
ここ最近、ダイレクト損保各社がロードサービスのサービス内容の拡充を発表している。...
ここ最近、ダイレクト損保各社がロードサービスのサービス内容の拡充を発表している。
まとめてクリッピングしておく。
個人的に注目しているのは、ロードサービスの距離拡充よりも、イーデザインの「雪道や砂浜、ぬかるみなどでスリップして抜け出せない状態である場合も、ロードサービスのご利用が可能とする」という点である。
ダイレクト各社のロードサービスでは、JAFでは対象となるような「雪道や砂浜、ぬかるみなどでスリップして抜け出せない状態」でのサービス提供が無料とならないところがあると聞いている。
また機会があったらこの点について各社比較をしてみるつもりだ。
[イーデザイン損保]
1.ご契約されているお車が、雪道や砂浜、ぬかるみなどでスリップして抜け出せない状態である場合も、ロードサービスのご利用が可能とする。
2.ご契約されているお車が、自宅駐車場などの通常保管している場所における事故や故障などにより走行不能となった場合も、レッカーサービスのご利用が可能する。
[SBI損保]
レッカーサービス:お客さまがご指定の修理工場等をご希望の場合、レッカー距離を従来30km→改定後50kmまで無料。
[三井ダイレクト]
(1)レッカーサービスの無料牽(けん)引距離の拡大
レッカーサービスの無料牽(けん)引距離(上限10km)を、当社(ロードサービスセンター)が指定する修理工場までは距離制限なしに変更。
ただし、お客さまが修理工場を指定される場合は、従来10kmだったものを30kmまで拡充。
(2)同一箇所のトラブルに対する90日制限の対象範囲の縮小
90日制限の適用を「車両トラブル緊急対応サービス」における「バッテリー上がり」の際のエンジン再起動、および、「ガソリン10リットルサービス」のみとし、他のサービスについては90日制限の適用を廃止。
チューリッヒの人身傷害にびっくり
チューリッヒのサイトで人身傷害加入者の保険金額の割合を見た。 人身傷害「無制限」...
チューリッヒのサイトで人身傷害加入者の保険金額の割合を見た。
人身傷害「無制限」や「1億円」の割合が非常に高くなっている。
顧客にどのような情報提供をして、このような高額な保険金額を選択させているのだろうか。
人身傷害の補償のしくみを正しく理解して加入しているのであればいいのだが。
2004年に書いた古い記事があったので再掲しておく。
「人身傷害「無制限」を安易に売るな」
http://blog.sonpo-direct.com/2004/08/post-36.html
これまでとこれから
年末から2週間ほどの旅行に行き、これまでのこと、これからのことを考えてみた。 も...
年末から2週間ほどの旅行に行き、これまでのこと、これからのことを考えてみた。
もう2010年。2006年に保険会社を辞めてからいままであっという間だった。
何年ものつきあいになるうつ病の回復と再発を繰り返しながら、これまでこのブログを細々ながら続けてきた。何度もこのブログをやめようと思ったこともあった。
久しぶりに昨年末、過去記事を読み返してみたが、自分の心理状況が記事によく反映されていた。
自分自身の個人ブログとはいえ、読み返すと不愉快な気持ちになる記事も多く、思い切っていくつかの過去の記事を削除した。
書いた本人さえ、読むと不愉快になるブログというのは、一般の読者の方にとってはもっと不快なブログだったと思う。(実際にそういったご指摘もいただいた)
私自身反省している。
これからは、元損保業界人として、古い体質の損保業界を変えてくれているダイレクト損保への期待を込めた前向きな記事を書いていこうと思う。
また今年は保険法の施行という大きな節目の年のようであり、各社の商品も大きく変わるようだ。
メインサイトのほうも、各社の商品改定後、少しずつ古くなった情報のメンテナンスを行っていくつもりだ。
がんばれ損保業界!
三井ダイレクトのバナー広告がアクサに似すぎ
三井ダイレクトのバナー広告。 アクサと勘違いするほど似すぎ。 これに限らずダイレ...
三井ダイレクトのバナー広告。
アクサと勘違いするほど似すぎ。
これに限らずダイレクト自動車保険各社の広告にだんだんオリジナリティが無くなってきている気がする。
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